清川屋は鶴岡の地で、創始創業以来350余年。
茶屋、旅籠屋から、雑貨店、土産物店へと形を変え、『特産品文化創造企業』として現在に至っています。
何度か業態転換を行い、その転機の時の決断が、時には衰退からの転換点に、そして事業を少しづつ発展させてきました。 清川屋の沿革・歴史はこちらをご覧ください〉
そして地域の特産物に地域の文化と贈る真心を込めて、商品(もの)以上の価値を創造することを目指す、地域文化創造への想いがあります。
企業目的は「3つの創造」として、企業姿勢は「3つの真心」として示され、その6つから、この企業理念が制定されています。
地域の宝物である伝統や食文化を探し出し、磨き上げ、より多くの人へ伝え続けることで、地域の価値づくり事業を行います。
特産品に地域の情報(文化)と心を込めて、「特産品文化」という新しい文化の創造と発信をする事業を行います。
「特産品文化」を創造することによって、商品以上の価値を持った信用と信頼に基づく清川屋ブランドの確立を目指します。
清川屋が一貫して貫いてきた「お客様を心を込めてもてなす」精神をこれからも一番に据えて、お客様の満足を一番に考え、行動できる真心を育てます。
人間性・人格共に優れた社員が、いきいきと自由な発想のもと活躍できる職場であるため、お互いを高め合い、支え合う真心を共有します。
地域文化とそこに住む人々を包み込む温かさのある商品があり、ほんのりとした雰囲気で包まれている店を生み出す真心を大切にします。
天の時(時代を見る目)
転機を生かし、新生し続ける
清川屋の歴史は、茶屋勘右衛門から数え350余年続いてきました。
その間、何度か業態転換を行ない、その転機の時の決断が、時には衰退からの転換点に、そして事業を少しづつ発展させてきました。
先祖代々の御教えにより、まさに〈天の時〉時代を見極める先見性と思い切って捨てるものを捨て、挑戦する勇断を大切に受け継いできたようであります。
地の利(土地を見る目)
駅や旅と密接に関わってきた
商いをするには、人の集まる場所=交通の要衝に店を構えるという〈地の利〉に着目していました。
時代を先取り、芭蕉の時代から船着場前から駅前に移り、その後も立退き要請に屈することなく先祖代々の〈地の利〉にこだわり、守り通し、そして思い切って移って現在があります。
人の和(人間を見る目)
人間関係を大切に信用を育んできた
先人は「まごころを商う」ことを信念とし、いつの時代ももてなしの心を忘れなかったといいます。
また、同業者に対しては自分の身を投げ打ってでも信用を重んじ、大変頼られる存在であったそうです。
「和の系譜」を築いてきたことが、地域の方々に支えられ、歩んでこられたことにつながります。
清川屋の創業は天下泰平の元禄以前、寛文8年(1668年)に茶屋勘右衛門と名乗ったことが始まりです。
創始創業以来350余年。それぞれの時代の流れに合わせて業種・業態の転換を行いながら「清川屋」を守り抜き、現在に至ります。
周囲の「和」によって支えられた清川屋の歴史“和の系譜”をご紹介します。
清川屋の前身である“茶屋勘右衛門”は、創業者が山形県清川村出身であったことから後に清川屋と名付けられたと言われています。
また、同じ清川村出身の幕末の志士、清河八郎は、後に坂本竜馬をはじめ多くの尊王攘夷派に多大なる影響を与えたと言われています。
この清河八郎が上京の際には、必ず清川屋(当時は旅籠屋を経営)に宿泊していたそうです。
今も当時の巻物が清川屋に残っており、死を覚悟して旅たつ際に書き残した「回天」の心意気が、今も清川屋に受け継がれています。
清川屋が考える『特産品文化創造企業』とは、“地域の特産物に地域の文化と贈る真心を込めて、新しい価値を創造する企業”です。
情報力を駆使し、地域に眠る手付かずの特産品を発掘。
今までの経験で培ってきた商品開発力やマーケティング力で、コンセプトやターゲット層を定め、
オリジナルの価値を持った商品を生み出します。
清川屋の一番の強みは、実店舗・通信販売・自社工場がうまく連携した独自のネットワークがあること。
山形県鶴岡市にある本社を拠点に、様々なニーズに応えた事業を展開しています。
※画像をクリックすると
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清川屋の店舗デザインに深く関わる、建築デザイナー水谷壮市氏。
水谷氏はエルメスジャポン本社ショールーム他、
世界を股にかけて活躍しています。写真の鶴岡インター店は、白いガラス張りのモダンな建物の中に、広々とゆったり落ち着く店内空間を生み出しました。
山形県鶴岡市に本社を構える清川屋は、山形県内に11店、宮城県内に2店の店舗を構え、自社工場(茶勘製菓)や通信販売(カタログ、ネット)も運営しています。
3社が連携し、独自のネットワークを駆使して、様々なニーズに応えた事業を展開しています。
清川屋は、茶屋勘右衛門から数え350余年続いてきました。その間、何度か業態転換を行い、その転機の時の決断が、時には衰退からの転換点に、そして事業を少しづつ発展させてきました。
おかげさまでこれまでに多くの表彰をいただいたほか、テレビ・雑誌等など様々なメディアでもご紹介いただいております。
社名 | 株式会社 清川屋 |
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創業 | 1668年(寛文8年) |
設立 | 1965年6月25日 |
資本金 | 7,200万(グループ計) |
代表者 | 代表取締役 伊藤 舞 |
従業員数 | 83名(グループ計) |
本社 所在地 | 山形県鶴岡市宝田1-4-25 | 関連会社 |
株式会社 ネット清川屋 株式会社 茶勘製菓 ALL清川屋 株式会社 |